理系と英語そして世界

筑波大学院/ TOEIC 445→870/ 日本20年以上, 北米1年, 東アジア半年, ヨーロッパ半年 / IELTS Overall 6.5 // 英語を独学してます/ 専攻でなくとも英語をしっかり勉強したい、そんな人の道しるべになれたらいいなと思います。現在は海外留学中。経験をシェアします。Twitter @ouperx987

留学したい人必見!IELTS overall 6.5 とは、どのくらいの英語力か。

留学したい人必見!IELTS overall 6.5 とは、どのくらいの英語力か。

f:id:Nokara_Hormone:20200423132653j:plain

 

 

 

 

グローバル化が進む中、大学生のうちに留学したい人が増えてると思います。

 

その中でも、最も大きな障壁となるのが IELTS overall 6.5 もしくはその他の英語試験(TOFLE)です。*TOEICではありません。

 

これらの試験は正規の日本の英語カリキュラムを学んできた大学生からすると、

鬼畜の難しさです。

 

 

 

 

 

IELTSを勉強していると

「あれ、私、英語が好きなはずだったのに、いつの間にか大嫌いになってる、、、。」

ということが平気で起きます。

 

 

 

 

 

そんなIELTS overall 6.5 を*ほぼゼロから1年ちょっとで取った、私の取得経緯と、

IELTS overall 6.5とは、正直どのくらいの英語力なのか、

私がIELTS試験を受けているとき、問題をどのくらい理解しているかを含めて説明したいと思います。

 

*私のほぼゼロとは、センター試験英語110点から、ほとんど英語を勉強していないで2年たった状況です。

 

 

 

率直にいうと、私はカナダでこのIELTSの点数を取得しました。

私は前に述べた通り、TOEIC730点からほぼ勢いで、カナダに大学留学しています。

 

そのとき、給付型奨学金は頂けたのですが、それでもお金が足りず、キャベツ一房を三等分にして、朝ご飯、昼ごはん、夕ご飯にしたり、ポテトばかりふかして食べていたので、カナダの友達にはポテトマンと呼ばれていました。優しい友達は、よく夕ご飯に誘ってくれました。まあそれは置いておいて😂

 

これは大学内の認定留学というものを使った為です。

 

 

 

認定留学とは、ざっくりいうと、

大学を休学する代わりに、外国の大学で語学とその大学の科目を学べるというものです。

 

例を挙げると、私の場合は、最初に英語のクラスを受けその試験が受かると、大学のコースで正規生と同じく授業が受けられるというものです。

 

 

 

大体、その英語の試験の難しさは、おおよそIELTS overall 6.5ほど(その各外国大学が留学を認めるレベル)だと言われています。私は無事にパスすることができ、無事に自分の専攻である、生物学の講義を受けることができました。そういう留学も実はありますということも伝えたいです。

 

 その後に、個人で勉強をしてIELTS overall 6.5 取得しました(留学しているのにこの点数を取れてないのは個人的に嫌だったため)。

 

 

 

 

 

このように書くとさも簡単に取れたと、自分でも思ってしまうのですが、実際、なかなかキツかったです。

 

 

 

 

 

ここで私が強調して言いたいのは、留学に行き、英語に本当に浸って

しっかり“英語そのもの”を勉強していた私でも、カナダ到着から

TOEIC730点の取得後、おおよそ8ヶ月か9ヶ月かかっています。

 

 

そのぐらい難しい試験です。それもそのはず、文部科学省が出している比較表では、

おおよそ、TOEIC L&R 920点+TOEIC S&W 370/400点両方のスコアを持ち合わせていることになります。決してTOEIC “L&Rだけ”のスコアではありません。

 

 

f:id:Nokara_Hormone:20200906152422p:plain

file:///C:/Users/hideb/Downloads/1402610_1.pdf

各資格・検定試験とCEFRとの対照表 文部科学省(平成30年3月)

 

 

貴方はそれぐらい難しい試験に頑張って挑戦しようとしています。それは称賛に値します。

 

大体、おそらくIELTS簡単だっととか言ってる人も裏では間違いなくものすごい勉強しています。他人と比較しない方がいいです。結果が出る時間は、始めたときの英語レベル、かけている負荷によってだいぶ変わってくるからです。必要なときに点数が取れてればいいのです。自分のために勉強しましょう。 *私がそうだった、、、。 

 

ただ、TOEIC L&R 900点くらいでいばってる奴がいたら、意味深にこう言いましょう。

TOEIC"L&Rだけ"は、900点なのね、、、。」と。*喧嘩にならないよう気を付けてください。

 

 

 

 

 

さて、ここからが本題です。

 

TOEIC730点で、ほぼリスニングで点数を稼いでいたので、カナダに着く前はリスニングは大丈夫でしょうとタカを括っていて、カナダ到着後、耳が赤ちゃんになった私は、

 

IELTS overall 6.5取得後では、世界が変わりました。

 

英語ネイティブスピーカーとも余裕で談笑可能大学の講義も最初は難しいですが、慣れます。それくらいの下地があります。教授とも話せます*あちらで、あるきっかけで出会った1人の大学教授とは、その講義はとってなかったのですが、今でもたまに雑談でZoomして話します。

 

生活もなんの支障もありません。シェアハウス借りるのも一から一人でできます。*結構大変でストレスになりましたが、、、。

 

爆速英語、スラング、酷いなまり、以外は対応できると思います。

まあまだまだ上達の余地はありますけどね!

 

 

 

 

ではIELTSの試験を解いている時はどうでしょう。

 

私の感覚になってしまうのですが、参考にしてみてください。

 

Listening 

ほぼ90%わかる。ミスをするならばパート3と4(特にスペリングと単数、複数)。体感としては何を行っているかは90%わかります。これでスコアは7〜7.5

 

Reading

私は苦手なので参考になるかわかりませんが、あと5分欲しいと感じます。10分あれば、しっかり解ける感じです。これで6.5ほど。

 

Writing

しっかり構成と、使う言葉を意識する。私が6.5を取ったときは、パート2で裏のほぼ最後まで書いた気がします。とりあえず時間配分が大切なので、パート1をしっかり20分くらいでおわすこと。これがキーだと思います。

 

Speaking

うーん、スピーキングは1番、試験官によって点数の振れ幅が大きい試験だと思います。

基本的、試験管は相槌をしないので(カナダで受けたのと、相槌は日本文化なため)、そこを考慮に入れておくことです。そうでないと相手がわかっているか心配になってしまいます。

 

私が7を取ったときは、結構フレンドリーな男の人で、何回もンフを言ってくれました。あと試験官が自分でも何を言ってるわからなくなってしまったとき(緊張していたんでしょう)、少しフォローをしました。それってこう言う意味ですか、という感じで。

6のときは試験官が凄い曖昧な質問をたくさんしてくるので、答えるのがすごく大変でした。意味はわかるけど、それはどっちの意味で言ってるんだ?というような質問の連発だった覚えがあります。

 

 

 

 

 

 

 

私のIELTS overall 6.5の取得経緯、また、それは正直どのくらいの英語力なのかを、大まかに理解していただけたでしょうか。

私にできたのだから、貴方にもできます。焦らず、でも着実に、取得に向けて突き進んでいってください。

少しでも勉強している方の参考になれたら幸いです。

 

 

 

ありがとうございました。*だいぶ期間が空いてすみませんでした、、、。

今週のお題「外のことがわからない」